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内科

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高血圧

高血圧

高血圧とは?

皆さんは血圧に2つの数字がある事は、もうご存知だと思います。心臓が収縮する時の血圧を収縮期血圧と言い、拡張する時の血圧を拡張期血圧と呼びます。
高血圧とは、収縮期血圧140mmHg以上、あるいは拡張期血圧90mmHg以上の時を言います。
このうち軽症高血圧とは、収縮期血圧140~159または拡張期血圧90~99、中等度高血圧とは、収縮期血圧160~179または拡張期血圧100~109、重度高血圧とは、収縮期血圧180以上または拡張期血圧110以上の場合を言います。収縮期血圧と拡張期血圧が異なる分類になった場合は、高いほうの分類に入れます。
以上は、医療機関で測定した血圧の基準です。家庭で測定した場合は低くなるので、収縮期血圧135mmHg以上あるいは拡張期血圧80mmHg以上を高血圧としています。

高血圧はなぜ悪いのでしょうか?

血圧が高いと、動脈の壁により大きな圧力がかかって、動脈が傷みやすくなり、脳出血脳梗塞狭心症心筋梗塞腎不全などの重大な合併症を引き起こしやすくなります。
高血圧は自覚症状が殆どありません。だからといって放置すると、とりかえしのつかない事態を招くことになります。
従って、高血圧と診断された場合は、適切な治療を行う必要があるのです。

抗圧薬を飲まないでも高血圧は直せますか?

軽症の高血圧は、次のように生活習慣を是正すれば、正常血圧に直すことができます。

  1. 1日の食塩摂取量を7g以下にする
  2. 体重を適正体重にする
  3. アルコールを日本酒1合(あるいはビール 大びん1本)にする
  4. コレステロールの多い食事はひかえる
  5. 有酸素運動を定期的に行う
  6. 禁煙する

以上の生活習慣の修正を2~3ヵ月行えば、正常血圧になる事も可能です。しかし、このような目標は自分には実行できない、QOL(生活の質)を下げたくないような場合は、軽度の降圧剤の服用を開始する必要があります。
中等度~重度高血圧は、生活習慣の改善だけで正常血圧になる事は難しいので、まず降圧薬を服用すべきです。その場合にもメラクリニックでは、患者さんと話し合いながら、その人のできる範囲での生活の改善を、提案していきます。

食塩制限(1日7g以下)が厳しいのは何故ですか?

食塩を調理に使う習慣のない未開の部落には、高血圧の人はいませんでした。石器時代の人類は0.5~3g/日の食塩しか摂取していないとされており、人類の身体は極めて低い食塩摂取に適合しています。
科学的にも、塩分を取り過ぎると、ナトリウムが貯まり血液の量が増える事と、ナトリウムが血管を収縮させ狭くする事によって、血圧が上昇してしまいます。
又、塩分が多いと細胞が傷つきやすくなり、癌にもなりやすい事が解っています。

降圧剤にはどのようなものがあるのでしょうか?

現在は多くの優れた降圧薬が開発されています。

降圧薬の種類

  • カルシウム拮抗薬
  • アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)
  • ACE阻害薬
  • 利尿薬
  • ベータ遮断薬
  • アルファ遮断薬
  • アルドステロン阻害薬

それぞれに特徴があり、患者さんの適正にあったものを使用します。通常は1種類から開始し、2ヶ月以上をかけて徐々に降圧を図ります。
1種類で降圧が不十分な場合は、別の種類の降圧薬を併用します。重症の高血圧では、3~4種類の降圧薬を併用する事もめずらしくありません。
ただし、降圧薬に頼るだけではなく、生活習慣の是正も忘れてはなりません。これにより、降圧薬の種類を減らすこともできます。

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高脂血症

高脂血症

高脂血症とは?

血液中の脂質には、コレステロール中性脂肪(トリグリセライド)脂肪酸リン脂質の四種類の脂肪があります。

通常、この脂質は体になくてはならないものです。コレステロールは細胞膜の重要な成分であり、いろいろなホルモンや胆汁酸の主要な成分になっています。

コレステロールには、いわゆる悪玉のLDLコレステロール善玉のHDLコレステロールがあります。LDLコレステロールは通常、コレステロールを肝臓から各組織に運び、HDLコレステロールは細胞内や動脈内にある不要なコレステロールを回収し肝臓に戻す等の、役割分担をしています。

しかし、これらの脂質が多すぎたり逆に減ったりすると、血管の壁に徐々に変化を起こし、心筋梗塞・脳血栓等の重大な成人病をひき起こしてしまうのです。

基準値

高コレステロール血症
220mg/dl以上
高トリグリセライド血症
150mg/dl以上
高LDLコレステロール血症
140mg/dl以上
低HDLコレステロール血症
40mg/dl未満

高脂血症といってもなんの自覚症状もないのですが・・・?

高脂血症を放っておくと、いろいろな血管で動脈硬化を起こしてしまいます。

その過程は、

  1. 血液のコレステロールが増えると、血管の内皮細胞の傷ついた部分から、LDLコレステロールが内膜に入りこみます。
  2. LDLコレステロールは活性酸素等によって酸化され、マクロファージ(異物や老廃物を食べる細胞)にどんどんとりこまれ、泡沫細胞(細胞の中に脂の成分が白く泡状に見える)に変化してしまいます。
  3. さらに血管の中膜の平滑筋細胞も内膜に侵入し、泡沫細胞にとりこまれてしまいます。
  4. 泡沫細胞はやがてパンクして、コレステロールの結晶・死んだ細胞のかすがたまってコブを作り、コブの中はドロドロの粥状となってしまいます。
  5. このコブが内皮をつき破って、血管の中に姿をあらわした状態がプラークです。メラクリニックでは、頚動脈エコーを行い、このプラークを早期にみつけるようにしています。
  6. プラークは破裂しやすくなり、破裂するとそこに血小板が集まって、血液のかたまりを作ります。これが心臓の動脈で起これば心筋梗塞、脳の動脈で起これば脳梗塞になります。

動脈硬化による病気の特徴を一言で言えば『しのびよる病気』であるという事です。だからこそ恐い病気なのです。

食事・運動療法で高脂血症は治せますか?

軽度の高脂血症は、食事・運動療法で正常になることが可能です。下記の方法で行ってみましょう。しかし中等度以上の高脂血症(とくに高コレステロール血症)は正常には戻らないことが多く、薬物療法を主体に行う必要があります。

食事療法

コレステロールが高い場合

  1. 卵の黄身・レバー・卵を使用した菓子(カステラ・バームクーヘン)・マヨネーズの過剰摂取を控える。
  2. 肉類は脂肪の多い牛肉・豚肉等を控え、脂肪の少ない子牛の肉・あるいは魚類に切り替える。
  3. 油類は、バターやラードを、マーガリンや植物油に切り替える。
  4. 食物繊維(海草・キノコ類・豆類・野菜)を多くとる

中性脂肪が高い場合

  1. 全体的にカロリーをとり過ぎないようにする
  2. 糖分をとり過ぎないようにする
    米類・パン・めん類・イモ類・菓子・果物
  3. アルコールをとり過ぎないようにする
  4. 食物繊維を多くとる

運動療法

特に中性脂肪が高い場合、HDLコレステロールが低い場合に効果があります。

  1. 有酸素運動を行う   
    歩行・ジョギング・水泳等を30分以上、週3~4回行います。

薬物療法

どうしても食事・運動療法ができない人食事・運動療法を行っても脂質が下がらない人高度の高脂血症の人は、薬物療法を行うことになります。
薬物は主に次のような種類があり、これらを1種類から始めてみます。

  1. スタチン系薬剤
    主にコレステロールを下げます。
  2. フィブラート系薬剤
    主に中性脂肪を下げます。
  3. EPA製剤
    イワシ等の抽出物で、主に中性脂肪を下げます。
  4. 脂質吸収抑制剤
    新しく登場した、腸管からコレステロールの吸収を抑制する薬です。
    特に太った人に 効果があります。

これらの薬をうまく使えば、高脂血症は改善する事ができます。あまり厳しい食事・運動療法をするより、むしろ薬を上手に利用して、Quality of life(生活の質)を落とすことなく、豊かな人生を送るべきではないでしょうか。

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気管支喘息

気管支喘息

喘息とは?

喘息とは、気道の慢性の炎症と気道狭窄が起き、気道が過敏になる病気です。
症状は、繰り返す咳喘鳴(ぜいぜいする呼吸)、呼吸困難が特徴的です。又最近では、気道炎症が慢性化すると気道粘膜が正常に修復しなくなり、気道閉塞が戻らず、喘息が重症・難治化する事が解ってきました。
大事なことは、喘息は放っておくと死に至る事もありうる病気だという事です。今でも毎年3,000人以上もの方が喘息で亡くなっています。
しかし最近では、いい治療薬が開発され、これらの薬できちんと治療してさえいれば、楽にコントロールできる病気であるとも言えます。

喘息はどのように診断するのですか?

喘息は、発作性の喘鳴(ぜいぜい)・呼吸困難・咳が反復して起こり、夜間や早朝に出現しやすい特徴があり、これを問診で聞き出します。又、聴診で肺の音を聞くと、連続ラ音高調性の笛様音(ヒューヒュー)が聞こえます。しかし喘息の音は変動しやすい為、これらを聴取しない場合は、努力性呼出(勢いよく吐うてもらう)をさせる事により、呼気に連続性ラ音を聴取して診断できる場合があります。
次に客観的な喘息の診断法として一番有用なのは、スパイロメトリーを用いた検査(息を吸って勢いよく吐く簡単な検査)です。呼吸機能の客観的なデータが得られ、一秒率などから喘息の程度を判断する事ができます。又、院内で短時間作動型のβ2刺激薬を吸入し、15-30分後に一秒率が12%以上改善すれば、喘息と診断する事もできます。
ピークフローメーターは安価で携帯可能であり、一秒率ともよく相関します。患者さん自身に購入して頂き家庭で測定する事により、自身で喘息の状態をモニタリングする事ができ、治療に役だてます。

喘息はどのように治療するのですか?

喘息の病態は気道の慢性炎症性疾患であるという考えから、近年喘息の治療は、吸入ステロイド薬による予防的な抗炎症療法が、主体になっています。喘息治療には、以前から治療ガイドラインが作成され、これに準じた治療を行うようになっています。

1 軽症間欠型
症状が週一回未満で夜間症状は月1~2回以内、一秒率は80%以上
このような軽症例でもガイドラインは、低用量の吸入ステロイド薬テオフィリン製剤ロイコトリエン拮抗薬のいずれかを選択することなっています。しかし実際には、短時間作用性吸入刺激薬を適時使用する方がコンプライアンスがいいようです。
2 軽症持続型
症状は週一回以上、しかし毎日ではない、一秒率は80%以上
吸入ステロイド薬(低容量)を連用し、テオフィリン徐放製剤ロイコトリエン拮抗薬のいずれかを併用します。又、夜間症状・持続する気道閉塞症状がある場合には、長時間作用性β2刺激薬を併用します。
3 中等症持続型
症状が毎日ある、一秒率は60~80%
吸入ステロイド(中用量)を連用し、テオフィリン徐放製剤長時間作用性β2刺激薬ロイコトリエン拮抗薬のいずれか、あるいは複数を併用します。
4 重症持続型
治療下でもしばしば増悪、症状が毎日ある、一秒率は60%未満
吸入ステロイド(高用量)を連用し、テオフィリン徐放製剤長時間作用性β2刺激薬ロイコトリエン拮抗薬を複数併用します。これでコントロール不良な場合は経口ステロイド薬を追加します。

数年前より、吸入ステロイドと長時間作用性β2刺激薬との合剤が発売されコンプライアンスと共に治療効果が高まっています。

咳喘息とはどんな病気なのですか?

2週間以上持続する咳を訴えて来院する患者さんが増加していますが、この中で最も頻度の高い疾患です。
この疾患の咳は、寝る時、深夜あるいは早朝に悪化し、喘息と違い喘鳴・呼吸困難を伴いません。運動・受動喫煙・会話などで発症しやすい傾向があります。
気道閉塞の指標である一秒率は正常のことが多いようです。検査所見は喀痰中の好酸球が増加する位で、特定できる所見がなく、診断に難渋します。
咳喘息は放って置くと、30%が喘息に移行するので、適切な治療が必要です。

*喘息の治療薬は小児では適応が異なっており、当院での治療対象は12歳以上に限らせて頂いております。ご了承ください。

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スギ花粉症

スギ花粉症

初期治療によりスギ花粉シーズンを快適に過ごせます

スギ花粉症はどうして起こるようになったのですか?

第二次世界大戦直後、日本は復興の為山々の木々を切り倒し、多くの水害をもたらすようになりました。その為人々は、数十年で売り物になるスギの木の苗を、きそって植えるようになりました。日本政府がそれに対して補助金を出すという事情も、それを後押ししました。
しかし、しばらくすると安い外材輸入が始まり、スギの木の値段は暴落し、放置されるようになったのです。手入れもされず枝をひろげたスギの木は、以前よりはるかに多くの花粉を放出するようになりました。又、アルミサッシやエアコンの普及によって、一年中快適な住環境になりましたが、これがダニの成育しやすい条件となり、ダニによる鼻粘膜の過敏性が亢進し、鼻炎が増悪する素因が重なっていったのです。
次に、日本人が徐々に動物性蛋白や脂肪を多く接取するようになった結果、抗体産生が過剰になった事も影響しています。環境因子の変化も重要で、大気汚染が鼻粘膜の過敏性を亢進させるようになりました。又、道路のアスファルト化が花粉の土壌吸着を阻害し、その上を走る車がスギの木の花粉を巻き上げる事も要因となったのです。

どんな症状ですか?

くしゃみ鼻水鼻づまりなどの鼻症状と、涙目目のかゆみ充血などの眼症状が主な症状です。人によっては喉のかゆみや異物感を訴えます。重症になると、咳・全身倦怠感・熱感・頭重感などの全身症状を伴います。

どのような検査で花粉症と診断するのですか?

血液をとり、その血清より、スギ花粉特異的IgE抗体を測定します。スコア2以上を陽性としています。
この時、春先・初夏に出現するヒノキ・カモガヤのIgE抗体も測定します。又、環境因子も関与する事から、ダニ・ハウスダスト・カンジダ・アスペルギルス等のIgE抗体を調べる必要があります。ペットのアレルギーも多くなっているので、イヌ・ネコのIgE抗体を調べたりします。

なにかよい予防法はないでしょうか?

基本的には、スギ花粉のアレルゲンを回避することです。
その為には、次のような注意が必要です。

  1. 花粉の飛散が多そうな時は外出を控える
  2. 外出時には、マスク・花粉防護用メガネ・帽子を着用する
  3. 帰宅したら、まず洗顔・うがい・鼻かみを行う
  4. 布団・洗濯物は外に干さない

しかし、2月から5月のシーズン中にこれらをきちんと守るのは、大変なことです。
スギ花粉症には、スギ花粉の本格飛散が始まる1~2週間前から予防的に投与する初期治療が最も効果があります。スギ花粉の本格飛散は、1月中の温度などにより毎年変わってきますが、2月中旬頃です。この1~2週間前から抗ヒスタミン剤の服用あるいは点鼻液点眼液をさし始め、シーズン終了時まで継続投与します。この方法でスギ花粉のシーズンを快適に過ごすことができます。抗ヒスタミン剤は眠気がくる事がありますが、点鼻液・点眼液にはそのような副作用はなく、メラクリニックではこの点鼻液・点眼液による初期治療を行い、毎年多くの方が、あのうっとうしい花粉のシーズンを快適に過ごしていらっしゃいます。

症状が出てからでは、どんな治療法がありますか?

くしゃみ・鼻水が強い場合は、抗ヒスタミン剤ステロイド含有点鼻液で治療します。鼻閉が強い場合は、これにLTs拮抗薬を併用したりします。眼症状に対して、軽症の場合はケミカルメディエーター抑制点眼薬、中等症の場合はヒスタミン受容体拮抗薬を使用します。重症の場合は、ステロイド含有点眼液を症状の強い期間だけ使用します。いずれも速効性があるのですが、次のシーズンからは、初期治療を行う事をおすすめします。

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