内科,皮膚科,消化器科,心療内科,神田,千代田区,メラクリニック

  • ホーム
  • お知らせ
  • 医師のご紹介
  • 当院のご案内
  • 交通案内
  • 初診の方へ
  • 診療内容

 

右のQRコードを読み取っていただくと、当院の携帯サイトがご覧いただけます。

ホーム»  症状鑑別3

だるい(全身倦怠感)

だるい(全身倦怠感)「だるい」「気力がない」「気分がすぐれない」「疲労がある」などの訴えは、医学的には全身倦怠感と表現されます。患者さんがこの症状だけを訴えて来院された時は、我々内科医は正直、戸惑いを感じてしまいます。このような感覚は多かれ少なかれどんな病人にも存在するので、鑑別する意義は少ないかもしれません。

しかし、この訴えの中には、重大な病気がひそんでいる事があるので、あまりないがしろにできません。

器質的疾患の循環器疾患ではうっ血性心不全、心筋症、呼吸器疾患ではCOPD、気管支喘息、神経疾患では重症筋無力症、筋委縮性側索硬化症、多発性硬化症、それにあらゆる種類の膠原病などがあります。

腎疾患では、腎不全、慢性腎炎感染症ではインフルエンザなどのウイルス感染症、細菌感染症など、あらゆる種類の悪性腫瘍なども含まれます。

この症状を呈する疾患のうち、内分泌疾患は見逃されやすい病気です。糖尿病、甲状腺疾患、副腎皮質疾患、下垂体機能低下症、電解質異常(低ナトリウム血症、低カリウム血症)などがあります。

全身倦怠感に日内変動があり、例えば午前中に症状が強い場合は、うつ病などの精神疾患が疑われます。

しかし、これらの病気をぜんぶ調べたら、過剰診療とも言われかねないので、まず血液検査、尿検査、胸部レントゲン検査、心電図検査などのスクリーニング検査から始めていきます。

又、全身倦怠感の診断を難しくしている一つの要因として、慢性疲労症候群(chronicfatiguesyndrome:CFS)の存在があります。患者さんが訴える主な症状は、身体および思考力両方の激しい疲労で、それに伴い、日常生活が著しくそこなわれることです。

CFSの慢性疲労は新しく急激に発症したもので、十分な休養でも回復しない、日常生活が発症前に比べて、50%以下になっている、等の特徴があります。

CFSは現在の所、原因不明で、治療法も多岐にわたりますが、決定的なものはありません。

CFSは、以下の10項目のうち、5項目を認めます。
・労作性疲労感
・筋肉痛
・多発性関節痛
・頭痛
・咽頭痛
・睡眠障害
・思考力、集中力低下
・微熱
・頚部リンパ節腫脹
・筋力低下

よく自分は慢性疲労症候群ではないかと言ってくる人がいますが、他の疾患を除外した上で、日本疲労学会の診療指針にそった診断治療が必要になります。

上記のような疾患ではなく、だるさが続く場合は、メラクリニックで行っているにんにく注射が有効です。一度お試しになってください。

ページTOPへ戻る

胸の痛み(胸内苦悶)

胸の痛み(胸内苦悶)

私達が胸痛(胸の痛み)、胸部圧迫感や呼吸困難を伴う胸内苦悶を感じる時、いいしれない不安を感じます。確かに心筋梗塞や解離性大動脈瘤、肺塞栓などの重篤な疾患の場合があるので、おろそかにはできません。

心筋梗塞は一般的には30分以上続く激しい前胸部痛で、吐き気、嘔吐、呼吸困難を伴う事が多く、ときには痛みが、肩やあご、上腹部に放散することがあります。又、糖尿病や老人の方はあまり痛みを訴えない事も多く、注意が必要です。メラクリニックでは、この疑いのある患者さんには、まず採血をして、心筋梗塞かどうかを15分で判定できるトロポニンTを測定します。その後に心電図をとり、その所見と合わせて梗塞かどうか判定します。

心筋梗塞と診断した場合は、連携している心臓血管研究所などに連絡し、その日のうちにカテーテル治療を受けることも可能です。心筋梗塞は比較的頻度が多く、重症度も高いので、胸痛で来院された患者さんでまずしっかりと診断すべき疾患だと言えます。

解離性大動脈瘤の痛みは、突然発症し背部が痛むことが多くあります。又、痛みの部位が頸部、背部、腹部へと時間と共に移動する事が特徴です。心電図にはあまり変化なく、超音波検査・胸部レントゲン検査・CT検査を行い、診断します。

この他に心臓から起こる胸痛として、労作性狭心症異型狭心症僧房弁逸脱症急性心膜炎大動脈弁狭窄症などがあります。

心臓以外の胸腔内臓器から起こる病気として、肺梗塞胸膜炎自然気胸縦隔気腫食道痙攣などがあります。

肺梗塞(肺血栓塞栓症)は、肺動脈に血液の塊、脂肪の塊、空気などがつまってしまい、肺動脈が閉塞してしまう病気です。エコノミークラス症候群もこの一つで、下肢の深部静脈が長時間押さえつけられた結果、生じた血栓が移動して肺動脈を閉塞させてしまうものです。

肺梗塞の症状は胸痛の他に、呼吸困難、チアノーゼ、心不全を呈する事が、診断上重要な所見です。又、胸部XPでの三角形の陰影、心電図ではQ3T3という特徴的パターンを示す事からも鑑別されます。

胸膜炎も鋭い痛みを訴え、吸気時、咳により増悪します。胸膜摩擦音を聴取し、発熱、胸水を見る事が多い事などにより診断します。

逆流性食道炎、胃潰瘍、急性膵炎のような腹部臓器の病気も放散痛として、胸痛を訴える事があります。

帯状疱疹の初期には、まだ発疹ができる前に、ピリピリとした痛みだけを訴える方がよくみえます。神経走行に沿った痛みと皮膚の知覚過敏を伴う事などにより診断します。

ページTOPへ戻る