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禁煙外来

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禁煙外来

禁煙外来

アメリカはかって肺癌の死亡率が最も多い国の一つでした。しかし禁煙を国家的プロジェクトとして推進する事により、すでに1990年代より、肺癌死亡率が減少するようになりました。一方日本では、逆に肺癌死亡率が胃癌死亡率を超え、トップの座を占めるようになったのです。この事実を重くみた日本政府は、ようやく2006年より、禁煙治療を保険適応として認めました。これにより禁煙治療が、それまでの約3分の1の負担(3割負担の場合)で、受けられるようになりました。
メラクリニックは、2009年5月に健康保険で禁煙治療を受けられる医療機関の認定を受けました。禁煙したいのだがきっかけをつかめない方、楽に禁煙をしたい方、以前禁煙に失敗した方も含め、一度当院を受診して下さい。当院がそのお手伝いをいたします。

ニコチン依存度をチェックするテスト TDS(Tobacco Dependence Screener)

ニコチン依存度をチェックするテスト TDS(Tobacco Dependence Screener)

あなたももしかしてニコチン依存症ではありませんか? 
まずは、下記の項目を使って、チェックしてみましょう。
7項目以上チェックがつく方は、ニコチン依存症だと思われます。
一度当院までご相談ください。

  • 自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがある。
  • 禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがある。
  • 禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなくなることがある。
  • 禁煙したり本数を減らしたときに、下記の症状がある。

・イライラ ・眠気 ・神経質 ・胃のむかつき ・落ち着かない ・脈が遅い
・集中しにくい ・手のふるえ ・ゆううつ ・食欲または体重増加 ・頭痛

  • 上記の症状を消すために、またタバコを吸い始めることがある。
  • 重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがある。
  • タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがある。
  • タバコのために自分に精神的問題※が起きていると分かっていても、吸うことがある。
  • 自分はタバコに依存していると感じることがある。
  • タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かある。

※禁煙や本数を減らした時に出現する離脱症状(いわゆる禁断症状)ではなく、喫煙することによって神経質になったり、不安や抑うつなどの症状が出現している状態。

なぜ禁煙が必要なのでしょうか?

タバコの悪影響の話しはもう聞き飽きたかもしれませんが、もう一度その有害性の事実に目を向けてみましょう。
まず、ニコチンは明らかな依存性物質だという事です。ニコチンはドパミンと構造が非常に似ています。ドパミンは、私達が「気持ちいい」と感じる、脳の快楽中枢に働く化学伝達物質です。タバコを吸うと快感を感じるのは、ニコチンがドパミンレセプターにくっついて、ドパミンを放出させるからです。喫煙を続けているとこのレセプターが増え、ドパミンの刺激(=ニコチン)をもっと求めるようになり、喫煙本数が徐々に増えていってしまいます。麻薬や覚せい剤と同じ作用です。
次にタバコを吸う人と吸わない人との癌になり死亡する率を比べて見ましょう。タバコを吸う人は、肺癌4.5倍、喉頭癌32.5倍、口腔・咽頭癌3.0倍、肝臓癌3.1倍も死亡率が高くなります。
癌以外にも、肺気腫2.2倍、虚血性心疾患(心筋梗塞等)1.7倍、くも膜下出血1.8倍と喫煙の害がはっきりと現れています。
又、副煙による影響も明らかで、夫が1日20本以上喫煙するときの妻の肺癌死亡率は1.9倍にもなってしまいます。

どのようにしたら禁煙できますか?

禁煙を難しくさせているのは、ニコチン依存症という身体的依存と、喫煙が生活の一部となって吸ってしまうという心理的依存の両方を、一度に克服していかねばならないからです。ですから、自分の意思だけで禁煙を達成するのは難しいのです。
ニコチン依存症はある薬を使うと楽に克服する事ができます。一つはニコチンを含んだパッチ「ニコチネルTTS」を、腕やお腹・背中などに貼ることです。禁煙よる離脱症状を緩和しながら禁煙することができます。
もう一つは飲み薬「チャンピックス」です。この薬は脳にあるニコチン受容体に結合することで少量のドパミンを放出させ、ニコチン離脱症状を軽くします。また、禁煙中に一服した時でもおいしいと感じにくくする為、すぐに禁煙に戻る事ができます。
一方、口さみしいから吸ってしまう等の心理的依存は、どうしたらいいでしょうか。これは禁煙外来で定期的に医師と面談し、つい吸いたくなった時などの対処法をアドバイスしてもらう事です。面談では、うまくいっていないからといって、しかったりする事はありません。むしろ、くじけそうになる気持ちを励ましたりして、禁煙というゴールをめざして、サポートしながら共に歩んでいくという、態度で接していきます。
また、禁煙を始める前に、家族一人・友人または同僚一人「自分は禁煙する」と宣言しておくと、成功率が高まります。これは、自尊心を高めて吸いたいという欲望に打ち勝つ、有効な方法です。

禁煙外来では、どのような治療の流れになりますか?

保険診療で禁煙外来をお受けになる方は、計5回通院していただき、12周後に終了となります。

《初回》
診察の前に、問診表をお渡しします。これでニコチン依存症、喫煙状況、禁煙の関心度をチェックします。また、呼気中の一酸化濃度の測定(息を吸ってしばらく止めて吐くだけの簡単な検査です)を行います。
次に診察室で、禁煙の必要性・治療法の説明をいたします。ここで本人の意志を確認したうえで、禁煙開始日を決定します。
また、「禁煙誓約書」へサインしていただきます。誓約書といっても、守らないと罰則を与えるといったものではありません。あくまでも禁煙の意欲を高めるために行うものです。
最後に次回診察日の決定を行い、禁煙治療補助薬の処方を受けます。
《2回目》
初回から2周目に再診します。禁煙状況・ニコチンの離脱症状について問診します。また、初回に行った呼気中の一酸化濃度の測定を行います。禁煙していれば、濃度がかなり減っているはずで、禁煙の効果を実感してもらいます。
次の診察日を決定し、補助薬の追加処方を受けます。
《3回目、4回目》
初回から4週目8週目に再診を行います。まず、呼気の測定を行い、値が減っていることを確認します。次に禁煙状況や離脱症について問診します。この頃になると体調が良くなる方が殆どなので、禁煙者の感じている効果を確認します。
この時期に多いのは、宴会や会議でつい吸ってしまうことがあるので、注意を促します。
《5回目》
12週目、治療の最終回です。この12週を振り返ってもらい、苦労したことや禁煙の喜びについて語ってもらいます。
また、禁煙継続の自信について話し合い、せっかく成功した禁煙を継続するコツなどを伝えます。

飲み薬(チャンピックス)とはり薬(ニコチネルTTS)では効果に差がありますか?

チャンピックスの方が禁煙効果がより高いです。但し、費用は下記のようにやや高めになっています。

費用
チャンピックス   3割負担額   計18,000円前後
ニコチネルTTS  3割負担額   計12,000円前後
(この金額は他の病気の診察を受けた場合などで、変わってきます)

しかし、もし禁煙できたとすると、1日2箱のタバコを吸う人で、1年間で18万円、10年間ではなんと190万円もの禁煙コストを節約できる事になります。
しかも、禁煙により確実に心身ともにより健康になれるわけで、安い投資であると言えます。

禁煙はいつ止めても効果があるものなのでしょうか?

タバコを一本吸うと寿命が5分30秒短くなると言われています。
疫学的にも、例えば60歳になっても70歳になっても、禁煙すると呼吸機能の低下が抑制され、死亡率も低下することが示されています。

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